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折れたり曲がったり【REPAIR】

更新日:2023年7月18日

梅雨本格か

連日の雨


ジメジメするので湿気が大敵の機械物には大敵の季節


錆にはみなさん注意しましょう

先日に長く使ってない工具に少し錆が浮いてて防錆処理をしました


さて、今回の記事は雨とは関係ありませんが

場合によっては雨でも起こりえる事なのでちょこっとご紹介


ここに1本のフォークがあります

これは新品のフォークです


自転車の部位で言うと前輪を固定する部分


横から見てみると先っぽにいくにつれて前に爪のように伸びてるのがわかるかと



これはキャスター角やトレールとかオフセットがどうのとか

専門用語もりもりになるので超割愛

大雑把に言うと

寝ている(前に出てる)方がしなやかになるし

起きてる(手前になってる)方がクイックな走り心地になると言われてます


最近の自転車は様々な種類(フレーム素材やパーツ)で

乗り心地も変わるのでベースとしてはこんな感じの自転車ですよ

と言うのが多くなってきてる印象


なんでフォークの話と写真をしたかと言うと


次の写真

コレを見てみましょう



さっきのとは別のフォーク


正面から見ても特段な感じですが


横から見てみると


みょーんと1本線


並べてみると【くの字】と【Iの字】



もっと分かりやすいのだとコレ



フォークのコラム(根元から伸びてる部分)の違いがはっきりと


なぜにこんな違いが出るかと言うと


フォークが正面から何かにぶつかって内側曲がっちゃったから



電柱だったり壁だったり車だったり看板だったり


1・正面からホイールがぶつかる

2・ホイールを固定しているフォークにも衝撃が加わる

3・フォークを固定してるのはハンドル上部

4・結果ホイールが内側(自転車側)に押し込まれる


といった感じでフォークが曲がる


スポーツバイクだけでなく

一般車でもある話なので

最近だとわき見運転(スマホ触りながら)とかで単独事故を起こす人も増えてる様

某料理配達個人業者の人達の自転車も街中で見ると曲がってるくさいのを見かけたり


そんでコレが曲がるとなんでダメかと言うと

内側に来るとフォークが起き過ぎる状態になる

さっき話したハンドル操作がクイックになるので

安全に走ることが怪しくなる(ハンドルを少し切るとめっちゃ曲がる)事

場合によってはペダルに干渉したりフレームにタイヤが当たる事も


まぁ当たったからと言って良いことは何にもなく


逆にデメリットしかないので交換するのが一番オススメ

この状態で事故を起こしたとしても整備不良になるので保険適応外の場合もあり得る


あと鉄とかなら粘りがあるので多少は曲げて修正することが出来る希望はあれど

アルミとかの金属だとそのままポッキリ折れる場合もあるので

これまたやっぱり交換した方が安全



晴れてる時でも雨の時でも起こりえる事故なので

自転車にも乗る時はしっかりと安全運転を心がけましょう

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