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足元修理は交換が多い【REPAIR】

更新日:2023年7月10日

11月になりもう残り2か月


12月に入ると師走

それはもう・・・・

ホップ、ステップ、ジャンプくらいの勢いで12月が終わります


ですので自転車の調子が悪いなら早めに修理をするのがオススメ


あと年末は年末商戦で財布が軽くなるので

自転車はまだ乗れるから来年でいいやと先延ばしにした結果

修理費用がさらに高くつくこともあるのでご注意


今回の修理は走ってて違和感があるとの事で

チェーンが外れるので見てほしいとのご依頼


自転車は一般車モデルなので

チェーンが外れる場合であれば

変速機の故障、調整不良、緩みやガタ、部品の交換時期に来ている、の何れかに該当


ただし

調整不良は初期段階でもわかるので

ここ最近になったとなれば駆動部分が怪しいので調整ではなさそう


そんでクランクを回すとガタガタと緩みがあったので原因はココ


軽微なガタであれば増し締め調整をすれば大丈夫だけども

かなりのガタがでてるので一度分解をすることに


工具でクランクを外しBBカップを外します

この時点でカップにも少し緩みがあったので

中のベアリングに問題がありそう。。。


いざ外してみると

片側のベアリングが完全におじゃん


通常はここに玉がありローラーの役割をするんですが

見ての通り球はなく残骸と化したガワだけが


球はどこにあるかと言うと

千切れた残骸と共にフレームに残ってます


こうなるとBB軸や玉受けはえぐれてる事が多く

BB交換になることが多いので

このBBも漏れずにがっつりと段差が出来るくらいに削れてたので

交換

ベアリングはもともとダメだったのでこれも交換


新しいBBはスポーツでもおなじみの構造をしてるカートリッジBB


このBBの特徴はカップ&コーンに比べて締め付けの調整が不要

つまり、ガタが出たらBB本体がダメと直ぐに判るやつ


カップ&コーンはこの手順の時に締め付けの調整をして

重すぎずかつガタがなく引っかかりを感じない程度の良い感じに調整

という感覚が重要な作業があります


一応一度締め付けたら問題はないけどもその後に緩み戻りがあったりして

ほんの少しガタが出る場合もあったりします

その場合は再度増し締めをすれば大丈夫です



なので掃除をして


いつものチョコを塗って取り付けをして完成


作業的にはBBを外すところが一番のお祈りポイント

ここに呪いが掛かってると作業で一番体力・精神共に持っていかれるので

強くお祈りして作業をしましょう

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