プレゼントに人気のアレ【第二章】
第一章がそこそこに好評?だったのでこの続いて第二章です
STRIDERは前回にお話をしました(第一章)
ランニングバイクです
今回は自転車にもなるモデルの
へんしんバイクを見てみましょう
へんしんバイクはSTRIDERよりも後発で
日本発ブランドです
「え? わずか30分で自転車デビュー!」
この文言が子育てパパママを直撃しました
その後は幼稚園や講習会をして着々と小さい子供が自転車デビューをしました
今では子育て雑誌に載るくらいメジャーになってるので
どこかで一度は聞いたことがあるかもしれません
へんしんバイクは
バランスバイクから自転車に変形する乗り物です
なので後付けで駆動部分を取り付けます
それまではバランスバイク(キックバイク)として使えます
後に自転車になるので
ブレーキは前後とも最初から取り付けて有ります
ですのでバランスバイクとして乗っててもブレーキで止まることが出来ます
しかしここでも注意が必要
ブレーキが付いてる言っても自転車ではないので
やはり公道を走ることは出来ません
ブレーキが付いたことで幾分かは安全にはなりましたが
法的にはアウトなのでやはり公園か私有地での使用となります
へんしんバイクは以前は1種類だけでしたが
数々の要望を受けて今では結構種類が出てます(4種類
ではそれらを比較してみましょう
・値段
へんしんバイク ¥14,800 +税
へんしんバイク2 ¥19,800 +税
へんしんバイクX14 ¥19,400 +税
へんしんバイクX16 ¥21,900 +税
値段は一番安いモデルで1万5千円程
高いモデルで2万円ちょっとです
・フレーム
全てスチールフレームです
耐久と価格面での選択だと思います
・サイズ
12インチ(へんしんバイク2)
12インチ(へんしんバイク)
14インチ(へんしんバイクX14)
16インチ(へんしんバイクX16)
12インチモデルが2つありますが
これは「2」の方が更に小さいモデルになってます
ですので適応身長で言うと
へんしんバイク2<へんしんバイク<X14<X16
この順になります
今大きさの話もしたのでそのまま対応年齢もいってみましょう
その前に
モデル名が少し長いので略称します
へんしんバイクを略称しまして
へんしんバイク→1
へんしんバイク2→2
へんしんバイクX14→X14
へんしんバイクX16→X16
とします
・対応年齢
2 2~5歳
1 3~6歳
X14 3.5~6.5歳
X16 4~7歳
ここで「1」と「2」で対象年齢が違ってるのが出てきました
「1」はへんしんバイクが初めて作ったバイクなので
つまり初号機です
そこから「もう少し背の低い子も乗れるバイクが欲しい」
という声を受けて「2」が生まれました
「1」と「2」は同じ車輪ですが
フレームを少し小さくしたのが「2」なので
対象年齢が2歳~となってます
早いうちから練習したいなら「2」をオススメですね
X14とX16も同じ理由で
「多少背が大きくとも乗れるタイプはないか」との声で生まれたモデルです
これにより全モデルを通して対応年齢が2歳~7歳くらいまで
とかなり幅広くカバーできるようになってます
前回も記事中に書きましたが
メーカー身長は下限上限の話なので
自分のお子さんの体躯に合わせて選ぶ必要があります
それは筋力であったり、股下であったりと
色々と選ぶのに大事なポイントもあります
その重要なポイントの一つに重さがあります
・重量
2 4.5kg 6.6kg(ペダル取り付け後)
1 5.3kg 7.5kg(ペダル取り付け後)
X14 6.3kg 8kg(ペダル取り付け後)
X16 6.6kg 8.6kg(ペダル取り付け後)
子供用一般車のモデルでおおよそ重量は13kg~
そう考えるとペダル付きでも半分近い重量なので
車体を起こすのも楽です
重量で選択するのも一つですが
注意が必要なのは「まだ体が小さいのに大きめのサイズにすること」です
子供車を購入する際によくあることです
大きくなるからそれを見越して今はまだ少し乗りにくいけど
何れ大きくなってサイズがピッタリになって乗れるからわざとサイズ上げる
既に自転車に乗れてるのであればサイズを大きく見越して購入するのもアリです
ただし、初めての乗り物として選択する場合にはあまりオススメはできません
大きくなることを見越してサイズアップをするとします
生まれて初めての乗り物を大きくなるの見越してサイズの大きくする
自転車に乗れる状態で大きくなるのを見越してワンサイズ大きくする
同じサイズアップでも全く変わります
ポイントは「初めて」か「既に乗れるか」の違いです
小学生と3歳4歳の子を比べると
学習力や身体能力が全く違います
当然ながら小さい子供は筋力もまだ発達してないので
いえいきなりサイズアップした車体を乗るとしても
乗りづらいので身長や股下に見合ったサイズにするのが一番
では、見合ったサイズにするには何処で確認するか?
身長から見る方法と股下から見る方法があります
どちらも同じようなものですが
スポーツバイクを購入する場合は股下基準で選びます
そして自転車になるとは言え
半分はバランスバイクです
先ずはバランスをとって乗り物に慣れ
次にペダルをつけて走れるようにするのがへんしんバイクの役割です
そこを残り半分の自転車に重きを置いて選択するのは
少し勿体無い所
それならちゃんとサイズの合った状態でスタートするのが
上達への一番の近道です
ちょっとサイズの話が長くなりましたが
では股下で見るならどれがいいか?です
・シート高
2 33~43cm
1 37.5~46.5cm
X14 38.5~48.5cm
X16 43.5~53.5cm
このシート高さというのは
サドルの高さを指します
乗車時のサドルに座ったときのサドルの高さが
これだけの高さに出来ますよって数値ですね
なので今現在、お子さんの股下を測ってから
その値を見てこの範囲の中に入ってるようであれば
サドルに跨って足がつく高さになります
測定法はいたって単純
壁を背にして立ってもらいメジャーで股下を計測するだけです
これで出た数値をさっきのシート高に照らし合わせて選ぶだけ
でもここで一つ疑問が出ると思います
ウチの子の股下測ったら40cmって出たんだけど
「1」「2」「X14」も当てはまるけどどれがいいの?
おそらくこんな疑問が出てくると思います
この場合、3つのモデルは股下の数値上、乗車可能です
しかし、購入する順番で言うなら「1」<「X14」<「2」です
理由としては「1」がサドル高がベストで乗りやすい状態だからです
「2」は既に上限近い状態からサドル高スタートするので
練習してる間に上限いっぱいになってしまう可能性が高いのです
X14はまだ下限近くなのでこれからを見越してであれば購入するのもアリです
しかしサドル高は重要ですが同じくらいに重要なポイントの
車体「重量」ここが悩み所です
力の強いお子さんの場合ならX14でも楽々に起こせるので大丈夫だと思いますが
力がまだ強くない場合は「1」の方が軽いので安心して練習が出来ます
それに、14インチと12インチと車輪の大きさも出てくるので
跨ぎ易さも少し変わりますし実際に走ったら14インチの方が慣性力が大きいので
スピードも出易くなりますのでブレーキの握力も必要になります
そこまで大きく変わるかと言われればそこまで大差はないかもしれませんが
ブレーキレバーを遊んでる間、何度も握り続ける程の握力があるのかと言われれば
底なしの体力を持つ子供でも握力では長時間ブレーキを握り続けられないので
走行スピードも考えるなら車輪の小さいタイプの方がブレーキを掛け易くなります
ここで重要なのは
ブレーキを掛ける力はあっても掛け続ける力(持続力)が弱いので
楽しそうに走っていても適宜、休憩を入れて休ませて上げるのが重要です
以上の理由からして股下40cmのお子さんの場合は
「1」<X14<「2」の順番でオススメになります
*股下の長さなので体の大きさなどによってはサイズアップも十分ありえます
これらの情報を元にすれば
どのモデルを選べば乗りやすいモデルになるかが判ります
ちなみにメーカーHPに身長を入力すると
今の身長にオススメのサイズを教えてくれます
へんしんバイクは1台で2つ(バランスバイクと自転車)の役割をしてくれます
その役割をどっちに重きを置くかによっても
また違った乗り方が出来るのも事実です
1台を大事にしっかり練習して乗りたいなら非常にオススメですので
お気軽にご相談ください
さて、次回は最終章のじゃあどっちがええねんです
どっちがいいんでしょうね?