リム割れにご注意【REPAIR】
- ひよこ
- 2022年5月1日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年7月9日
自転車のブレーキって普段気にしない部分で
レバーを握ればブレーキが効けば特に異変を感じない?ように思っちゃうからみたいで
本来であれば車に乗る時同様に動作確認や目視確認をするのが一番確実
でも毎度毎度と確認するのは面倒なんで走ってて異音や違和感で気が付く事もある
今回は走ってるとブレーキが当たる感じがあると言うことで
前輪を持ち上げて回してみると一部でカシュカシュと擦る音が
スポークが折れてるわけでもなく
もしやホイールが曲がって振れてる?と思い両面を確認
何やら筋っぽいのを発見

あ、コレあかんやつや
タイヤのエアを抜いて確認してみるとビンゴ

リム割れ
フォークから外して改めて見てみると若干浮いてる

真上からみるとすぐに判るくらいにはリムが開いてる

基本ここからの修理はホイール交換又はホイール組(リム交換)の2択
スポーツ系か一般車系かによって値段差はありますが
ハブダイナモ系の場合はリム交換が安い事が多い
なので今回はリムの組み換えで作業
そして奇麗に組みあがりました

さて、リムが割れる原因ですが
これは基本は使用による劣化
ホイールの構造として
ホイールの内側にタイヤを引っ掛けてチューブを膨らませて圧力でタイヤを保持する
これが一般的なタイヤの取り付け理論でありホイールの構造
ではフロントブレーキはどうなってるかと言うと
タイヤを保持している側面を使ってブレーキを掛ける構造
ブレーキを掛けると摩擦によって自転車は停まれます
しかしよくよく考えると多少の塵や小石を巻き込んでしまうと研磨する形になるんで
それが何年も積み重なり続けるとホイールの側面を削り続けやがてはタイヤの空気圧に負け
ホイールが千切れるように開いてくるんですよね
これがスポーツバイクであれば空気圧も倍近くなるんでパーンと音を立てて
割れると言うよりは千切れると言った方が正しいくらいになりますんで
やはり乗ってて違和感を感じたらすぐ近くの自転車屋に一度見てもらうのがオススメ
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