使い方次第で変わる部品【REPAIR】
秋模様で紅葉もそろそろかなと思ってたら
先日29度もあって日中暑く秋ちゃうやんと友達とつっこんでました
思ってたのと違うとは往々にしてあることで
勧められたから使ったのに実は。。。なんてことは意外と多い
たぶんこれもそう
パンクしたと修理依頼で持ち込まれた自転車
「では一度開けて中身を点検しますね」と言いチューブを確認する
するとチューブ以外にオレンジ色の何かがくっついてる
これタイヤライナー、チューブプロテクション、パンク防止ライナーとか言われる
刺さる系パンク防止のアイテム
これがあれば鋭利な物やガラス片を踏んでもパンク防止率が高くなる
が
結局は使い方次第
というのも
これが原因でパンクをしてるから
パンク防止アイテム使ってパンクしてるってどう言うこっちゃ
チューブとライナーの境目を見ると
ゴリゴリにチューブが削れてる
これが全周についてる
このライナー
本来はロードバイクやMTB等で使われる
一般車と比べて高気圧になるタイヤでの使用がメインと言って良いでしょう
それでも使ってるとチューブは痛むので結局は刺さることがなくても交換になることはある
そもそもタイヤって空気圧でホイールにはまってるので
空気圧が低くなるとチューブとタイヤがズレて擦れる
そうすると少しずつ擦れてチューブが痛む
それがどんどんと進行してしまうと穴が開いてパンクする
スポーツ系に比べて低い気圧で乗る一般車のタイヤだと傷みやすいと事で
ウチではあまりお勧めではない組み合わせ
そんでタチの悪いことに
チューブだけを攻撃すればいいのに
タイヤの内側もこのように削る事がある
削りがひどくなるとタイヤ交換にもなるので
レースやエンデューロ中にパンクをしたくないと言うなら勧める事はあれど
日常使いであれば電動アシストに使われるタイヤとか耐パンクの高いタイヤを勧める
修理に持ってきたお客さんが驚いて知らなかったと言ってるのを毎度と聞くので
メリットデメリットを話した上での作業は大変と改めて思う
1件2件とかなら偶々ですかねと言えるかもだけど
ライナー入りパンク修理は100%原因がコイツ
何か刺さってるとかリム打ちとかはそれまで回避してくれるかもしれないので
絶対にあってはいけない商品と言う事でもない
でもなかったらここまでチューブやタイヤが傷むこともないというのもあるので
本当に使い方次第な商品だなーと
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